水処理システムの設計及び販売、二酸化塩素販売の練水工業
Hydra-Cellポンプの仕組み
- 1. シャフト:電動式モーター、油圧モーター、ベルト・プーリー、カップリングなどを使用します。
- 2. カムベアリング:オイルに浸されており、シャフトを支えます。
- 3. ワブルプレート:回転運動を直線往復運動へ変換します。
- 4. ピストン:加圧オイルを利用してダイアフラムの往復運動を生み出します。
- 5. ダイアフラム:油圧バランスが取れており、収縮中にストレスがかかりません。
- 6. 吸込側チャッキバルブ:皿型のチャッキ弁により液体をポンプ室へ送り込みます。
- 7. 吐出側チャッキバルブ:吸込側チャッキバルブと同じものが前後逆に組まれており、
液体を吐出口に送り出します。
- 8. リリーフバルブ:事前に設定した圧力を超えるとバイパスへ液体を逃がします。
Hydra-Cellポンプの特長 / Design Advantages
- ■ 広範囲:幅広い流量範囲(0.4〜127リットル/分)と最大圧力17.2MPa
- ■ 耐久性:厳しい条件での使用に耐えうるシンプルな構造
- ■ 耐磨耗:シールレス設計のため研磨剤、スラッジ等(0.5mmまで)が含有しても使用可能
(プランジャー部損傷無し)
- ■ 効 率:ポンプ効率85%(例:7.0MPa、20LPM→2.9kw)
モーター容量の差から消費電力の節減において省エネ設計
- ■ 脈動値:3連式・5連式のダイアフラムにより脈動値5%以内
- ■ 高粘度:樹脂系で5,000〜6,000CP
- ■ 耐熱性:Viton-TX=0〜120℃ Buna-N-XS=0〜120℃
- ■ 柔軟性:ポンプヘッド、ダイアフラム、およびバルブアッセンブリーを幅広い素材から選択可能
- ■ 自吸性:3mまで可能(呼び水不要)
- ■ 収納性:コンパクトなデザインにより限られたスペースにおいて設置可能
- ■ 定量性:ダイアフラム構造により可能
- ■ 保守性:保守部品がチャッキ弁およびダイアフラムのみ(カップ、パッケージ、シールが不要)
Hydra-Cell 流量と圧力
適応事例